マリコとシイﾉの関係性を描いた面はかなり良かったと思うのだが、何しろ展開に引いてしまう。
アパートベランダ2階？から飛び降りたら河川敷？
ひったくりが何故か女子高生を追っかけてくる場面に出くわす。大事な遺骨で退治するとか、何じゃそれ？です。
別にそんなイベント要らないんですよ。
2人の関係性、特にシイノが食堂で「マリコの思い出が薄れていく！美化されちゃうんだよ！」と叫ぶ辺りは本当引き込まれる訳で。
最後のマリコの手紙のくだり、あの終わり方で良かったと思う。
シイノは強い。でもマリコに、「残された者の気持ちを思い知れ！」的に咄嗟的に死のうとする面は今の若い子の感覚みたいなものが垣間見えて、それもわかる気がした。
さあ、点数どうつけようか、といったところです。
