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ボーイズ・ライフのwatarihiroのレビュー・感想・評価

ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)
3.8
1950年代のアメリカ。不良少年、トビーは、男運の悪い母、キャロラインと暮らしていた。例えトビーが何度も学校で悪さしても大きな愛情を注いでいた。ある日、母はドワイトという中年男と交際するようになり、再婚するが、、、。

やっと誠実な人と結ばれたと思ったら暴力的だった。ドワイトは紳士的に見えるが中身は嫉妬だらけの男。トビーが新聞配達で稼いだ金を巻き上げたり、進学を邪魔したり、そして暴力を振るう。

辛すぎる家族の描写。ドワイトは本当にどうしようも無い悪に見えました。そんな所を知ってしまったキャロラインの表情が切ない。それを踏まえてあのラストは気持ちいい。

実話だったとは知らなかった。

記憶が正しければ、レオナルド・ディカプリオはロバート・デ・ニーロに実力を認められて本作に出演。タイタニックではアイドル的な人気だったけどこの時点では超実力派俳優だったと証明してると思います。本作での不良っぷりは際立って良かった。

トビー・マグワイアが若々しくて新鮮。
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