dieBananaSuki

龍の忍者のdieBananaSukiのネタバレレビュー・内容・結末

龍の忍者(1982年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

面白いのかどうかどうにも判断できない。
いくつか香港映画を観てきて、脚本が良くないことにあれこれというのは野暮だとわかったから破綻が云々は一旦傍に置いておく。
そのうえで本作について語るならボンクラの極みという他ない。始まってすぐの陽気な音楽と忍者の修行シーン、あまりにもくだらないギャグ、日本の巨乳がはなつビームにやられる神打拳という本当に馬鹿馬鹿しい展開、役者のすごい身体能力から繰り出されるカンフーとボンクラがよだれを垂らしてしまう要素のオードブルではないか。
ちょっとダレてきたなあと思ったらこんなのが出されるので、頭が混乱する。面白いのかよくわからないし、幻でも観たのかと思うレベルで展開が頭に残らない。でもいくつかのものすごく印象的なシーンはきっちりと頭に残っているのでより一層なんだかわからない。アクションはすごかった。騙し合いがあったり、忍者アクションがカンフー的な翻案がされていて見応えがあった。