とにかくアクションシーンの迫力が凄く、最初から最後まで面白かった。
原作は半分しかまだ見ていないが、監督が岸優太に「役作りをするな」と言っていたのが納得の門松勝太と岸優太の雰囲気、そして周りを固めるクラスメイトや先輩など、全てがぴったり合っていた。高校生役だが、年齢の縛りをなくし、20代〜40代の実力派俳優を起用したのは大正解だったと思う。
アドリブであろう時の役者陣の笑いをそのまま使っていたところはとにかく笑えるし、映画館で一緒に見ていた周りのお客さんも笑っていた。だけども、アクションシーンで決めるところはちゃんと決める、といったメリハリもあり、見ていて飽きないポイントだった。
何度も見たくなる作品であり、素晴らしかった。9月で岸優太は退所してしまうが、事務所が変わっても、これからもお芝居を続けて欲しいと感じた。
