HAYATO

GメンのHAYATOのレビュー・感想・評価

Gメン(2023年製作の映画)
3.1
2024年99本目
『週刊少年チャンピオン』にて連載された小沢としお原作の同名コミックを実写映画化した青春コメディ
4つの女子高に囲まれた私立武華男子高校に、「彼女を作りたい」という理由だけで転校してきた高校1年生の門松勝太。しかし彼が入ったクラスは、校舎から隔離され、ヤンキーとオタクが集まる最底辺クラス・1年G組だった。勝太は荒れ果てた教室やクセの強いクラスメイトたちに驚きながらも、恋に友情にと楽しい日々を過ごしていたが、都市伝説と化している不良グループ・Gメンが死闘の末に潰したはずの凶悪組織・天王会の魔の手が迫っていた。
『おっさんずラブ』シリーズの瑠東東一郎さんが監督を務め、King & Princeのメンバーとして活躍した岸優太さんが映画初主演を飾り、竜星涼さん、恒松祐里さん、矢本悠馬さん、森本慎太郎さんらが共演した。
問題児ばかりが集うクラスが本校舎から隔離されている設定は『暗殺教室』を彷彿とさせ、不良ものでありながら全体的にゆる〜い雰囲気を纏っているところは『今日から俺は!!』のよう。
下ネタ連発で馬鹿馬鹿しさ満載だけど、続けざまにテンポよくギャグが差し込まれるので退屈しなかった。
個性豊かな登場人物に愛着が湧くともに、誰1人として高校生に見えない俳優陣の振り切った演技が良かった。特に吉岡里帆さん最高。
『ザ・ファブル』でアクション監督を務めた富田稔さんがスタント・コーディネーターを務めているだけあって、ファイティングシーンはどれもスピード感があって期待以上に盛り上がる。
よくあるアイドル映画とは一線を画す出来!
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