ピョンちゃん

苦い涙のピョンちゃんのレビュー・感想・評価

苦い涙(2022年製作の映画)
4.0
著名な映画監督の男が若くて魅力的な青年に恋をするお話し。ドイツのライナー・ベルナー・ファスビンダー監督が1972年に手がけた『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』を現代風にアレンジした作品。おもしろかった。いい歳こいた巨漢のオッさん(『ジュリアン』でチビりそうになるほど怖い父親演じてた人です)が青年にゾッコンになって身悶えしたりブチ切れて周囲に当たり散らすのはかなり笑えた。フランソワ・オゾンのフットワークの軽さが光る一品。ファスビンダーの映画は敷居が高そうでどれも未見だけれどこれを機にチャレンジしてみたいです。
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