りょーこ

苦い涙のりょーこのレビュー・感想・評価

苦い涙(2022年製作の映画)
3.5
『ボーはおそれている』のジーブスが恋に狂って苦しんで暴れるフランソワ・オゾン監督によるフレンチ・コメディ

1972年のオリジナルは未見ですが、124分もあるそう。
オゾンは85分!イイね!!

BGMの歌詞が素敵でした~
歌ってみたい♪



1972年ケルン。

映画監督ピーター・フォン・カント(ドゥニ・メノーシェ)は、恋人と別れて傷心中である。

そこへ、親友で大女優のシドニー(イザベル・アジャーニ)が、23歳の色気むんむん青年アミールを連れて来た。

ピーターは彼に一目惚れ!
家に住まわせ、俳優になる手解きをしていく、手取り足取り。

が、若いアミールはあちこちで遊びたい奔放な性格で、ピーターは振り回され悩まされ苦しみ悶え……



オーストラリアに妻はいるし、別れるかも不明だし、毎晩遊び歩いて我が儘自堕落放題のアミール。

なんでこんなんに惚れるの(笑)?
恋は盲目ってこと??

完全に金づるじゃんww

それなのに愛してるから許しちゃうんですねぇ~
非リアには分からない心境だわぁ(゜∀。)

さっさと別れりゃ良いのに悩んで悩んで、酔ってラリって半裸で踊るピーターの姿はなんとも滑稽♪

一番不憫なのは助手のカールだよ!
モヤシみたいだし(笑)!!

からのオチにはスッキリ☆

オリジナルは男女逆転だそうですね。
ん~女性がこの悩み方してるのはヒステリックで観ているのキツそう。。。

こちらは男性でぼってりお腹なピーターだからコメディになったのかも?
なんか憎めないんですよねw

フランス映画でもオゾン作品は結構楽しいなぁ~
りょーこ

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