ジェイソン・ステイサムvsメガロドン、再び。
前作に欲しかったのになかったものが詰め込まれています。
映画批評的にはメタメタな評価ですが、ついに観たいものが観れた、という満足感は前作以上です。
このシリーズは、ハリウッドと中国の合作の超大作であるため、ステイサムさんの一枚看板ではなく、中国映画スターが出てきます。
前回は世界一の美女、ファン・ビンビンさんでした。
彼女はもう中国映画の復帰は難しいので、本作では、中国映画最大の興行収入を更新し続ける、もうひとりの最強の男、ウー・ジンさんが出てきます。
これはテンションが上がりますし、メガロドンにも圧勝…とはいかないのが最高です…。
続編の場合、今回の敵がどれだけ強いのか、をオープニングから描くことが多いです。
本作のメガロドンは、６５００万年前にティレックスを食った化物!
このバカバカしいまでの誇張表現!
続くシーンでのステイサムさんの最強ぶりや、ウー・ジンさんのパワードスーツなど、もう１００億円を超える制作費を使って、何をやっているんだ!というB級映画臭が素晴らしい。
そして、コロナ禍自粛から開放されたパリピ達が集まるファンアイランド(この名称のバカバカしさ!の素晴らしさ)に、メガロドンだけではなく、巨大タコまで!
久々にパリピが血祭りにあげられる、あのシークエンスが、ここに復活します。
もうこれ以上を説明することは無意味。
物語も環境破壊はいけません、という以外特になし。
前作は真面目思考でしたが、本作はついに観たいものが観られます。
本作を観ている間は、我に返ってはいけません。
スクリーンに展開するステイサムさん＆ウー・ジンさんvs巨大海洋生物メガロドンとメガダコを心ゆくまで堪能すれば良い映画ですね。
