このレビューはネタバレを含みます
2023/10/28鑑賞。26点。
・青酸カリ弾
・『ジョーズ2』
〈あらすじ・ネタバレあり〉
フィリピン海。
かつて巨大サメ・メガロドン(＝MEG)と死闘を繰り広げた環境活動家のジョナス(演. ジェイソン・ステイサム)は、放射性廃棄物の不法投棄を繰り返すコンテナ船に潜入し、その証拠を写真に収める。
船員たちに見つかって殺されかけるものの、ジョナスは海に飛び込み、仲間のマックとリガスの操縦する小型飛行機に拾われて中国の【マナ・ワン海洋研究所】に向かう。
【マナ・ワン】は、人類が未だに到達したことのないマリアナ海溝の調査に乗り出すため、【マナ・ワン】の所長・ジウミンは自身の部下たちを率いて現地に向かい、ジョナスはリガスを連れて手を貸すことになる。
ジウミンの姪・メメインが勝手に潜水艦に乗り込んでいたことが判明するが、今更戻ることもできない・・・。
ジウミンはMEGの子どもである雌のサメ【ハイチ】を飼育していたが、つい先日脱走されていた。
そのハイチがマリアナ海溝で見つかり、さらにはメガドロンの群れもいた。
さらに深く進んでいくと海底で突然爆発が起き、ジョナスの乗る潜水艦とジウミンの乗る潜水艦両方が破壊されてしまう。
【マナ・ワン】の出資者であるドリスコル(演. シエンナ・ギロリー)は、【マナ・ワン】の技術力を使ってマリアナ海溝に眠るレアアースメタルの採掘を違法に行っており、今回の調査によってそのことが発覚することを阻止するため、傭兵・モンテスに命じて爆発を引き起こした。
研究所本部で待機するマックとの連絡が通じないため、ジョナスら7人は、海底ステーションに向かうことに。
その道中、古代の小型海中生物たちに襲撃されメンバーの半分が死亡する。
やっとの思いで着いたジョナスとジウミン、リガス、メメイン。
この海底ステーションがレアアースメタルの違法採掘のために存在すること、ドリスコルや【マナ・ワン】の研究所職員であるジェスが関与していることを知る。
ジェスが遠隔で操作を行ったことで海底ステーションのハッチが開いて浸水が始まり、脱出ポットは全て発射されてしまう。
モンテスも海底ステーションに到着し、かつて自分を刑務所送りにしたジョナスの命を狙う。
モンテスを倒し、彼の乗ってきた潜水艇を奪って海底ステーションを脱出したジョナスら4人。
モンテスも、パワードスーツを来て海底ステーションから脱出をする。
一方、【マナ・ワン】の研究所本部で待機するジョナスの仲間・マックとDJは、連絡の取れなくなったジョナスたちを助けるために救難艇を手配しようとするが、故障していた。
海底での爆発が仕組まれたものであり、【マナ・ワン】内部の裏切り者がジェスだと気付いたマックとDJだったが、ドリスコルが送り込んだ傭兵たちによって捕まる。
そんな2人を助け出したのは、海底ステーションから戻ってきたジョナスたちだった。
傭兵たちから逃れたジョナスたちは研究所でゴムボートを手に入れて、最寄りのリゾート島【ファン・アイランド】に到着する。
ジョナスを追うのは、モンテスと傭兵たちだけではなかった。
マリアナ海溝からハイチと2匹のMEGがジョナスを追って海底ステーションを襲撃した後、【ファン・アイランド】に現れたのだ。
さらにMEGについてくる形で、古代の水陸両棲生物【スナッパーズ】も現れ、ドリスコルや傭兵たちは殺される。
ジョナスはウェーブランナーに乗って囮となり、ハイチと2匹のMEGを【ファン・アイランド】から引き離して1匹のMEGを殺すことに成功。
しかし、水上ボートで追ってきたモンテスの銃撃により【ファン・アイランド】へ戻らざるをえない状況となる。
【ファン・アイランド】で最後の対決を果たしたジョナスはモンテスにキックを浴びせ、海に落ちた彼をMEGが食い殺す。
時を同じくして、MEGを追って古代の巨大なタコが【ファン・アイランド】に現れ、観光客たちを次々と食っていた。
海中に潜ったジウミンは、巨大タコに爆弾をつけて起爆。負傷したタコはMEGに食い殺され、ジョナスはそのMEGをプロペラの破片で串刺しにして殺す。
残るサメはハイチ1匹となるが、ハイチを育ててきたジウミンは意思疎通ができていると信じ、音波信号を送る。
ハイチはジョナスたちを襲うことをやめ、海に引き返す。
ジウミンは意思疎通が図れていることが証明できたと喜ぶが、実はハイチが妊娠している可能性が明らかとなる。
ジョナスたちとジウミンは、ハイチを追うことになってEND。
