デイヴ・グロールをはじめ、Foo Fightersのメンバーが全員本人役で出演するコメディ・オカルト・スプラッターホラー!
デイヴ・グロールが原案で、撮影は彼らが実際に6枚目のアルバムを収録した場所で行われたんだとか。
映画と音楽は密接な関係があって、特にメタルやロックはホラーとの相性が良い。
ロブ・ゾンビが本格的にホラー映画監督になってるし、デイヴも色々とやる人だから映画も作りたくなったのかも。
メンバーも意外と普通に演技してた。
他にもSLAYERのケリー・キング(セリフでもスレイヤー出てくるし)や何故かライオネル・リッチー、更にはジョン・カーペンターまでカメオ出演。
しかもジョン・カーペンターは息子と一緒にメインテーマまで作曲。
デイヴとジョンには共通の友人がいて、その友人に映画を作る話をした時にジョンに連絡してみなよと言われたのがきっかけらしい。
デイヴはさすがに無理だろと思ってたらしいけど、実はジョンの息子コディのバンドをフーファイのツアーに連れていったことがあるらしく、その時にとても良くしてくれたと聞いていたので協力することにしたんだとか。
まさに情けは人の為ならず。
ちなみにデイヴの好きなホラー映画は「ウィッチ」と「ミッドサマー」、クラシックな作品だと「エクソシスト」と「ハロウィン」とのこと。
だからエクソシストみたいにデイヴが悪魔に取り憑かれて人を殺しまくるというストーリーになったのかな。
あの生きた本は「死霊のはらわた」オマージュっぽかったけど。
B級ホラー的なストーリーはさておき、グロゴア描写や血糊、臓物はかなり本格的。
そりゃハチェット3の監督だもんね。
殺し方もバラエティに富んでて面白いのだけど、ホラー映画のお約束イチャコラ中に殺されるシーンは素晴らしい出来👏
洋楽ロック好きはニヤリとするシーンやセリフも多いので、スプラッター映画好きはもちろん、洋楽ロック好きもどうぞ。
それにしてもニルヴァーナでカート・コバーンというカリスマを失ってなお、音楽の最前線を走り続けて、更にはこんなホラー映画まで作っちゃうデイヴって凄いよなぁ。