日本は「おもてなし」の国?
本作を観ると、「人でなし」の国と言われても反論できない。それくらいショッキングなドキュメンタリー。
茨城県にある、入国を認められない外国人が収容されている牛久。
何らかの迫害に会った外国人が空港で難民申請しても、受理される確率は、ゼロに近い現実。
入国が受理されずこの施設に直接収容される不遇な人々。
知り合いが一人もいない日本の収容所で、精神に異常を来すほどの苦悩を直視するのはつらい。目を覆いたくなる。
仮放免で保釈されても、彼らは働くことも許されない。
日本政府はクロアチアからの難民を受け入れる姿勢を見せたが、今の難民制度では彼らは受け入れられないだろう。
受け入れられなければ、収容所での地獄のような日々が待っている。
だから今朝の産経新聞が指摘するように、クロアチア難民に対する特例法が必要だ。
でもクロアチアの人だけ助かればいいの?
難民に認定されれば、国民同様に国民健康保険も就労も生活保護も得られるまさに天国!されなければ地獄!
日本の難民制度は極端すぎる!😖
難民制度自体が大きな問題をはらんでいることを痛感。
トーマス監督の上映後の講話で、私たちにはするべきことがあると確信しました。