犯人です

特捜部Q 知りすぎたマルコの犯人ですのレビュー・感想・評価

特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)
3.7
—《推理小説原作映画視聴週間》—
 2022.08.022~2022.09.05


【あらすじ】
コペンハーゲン警察の「特捜部Q」は、過去の未解決事件を専門に扱っている。警部補のカール(ウルリク・トムセン)は、ある事件の犯人が自殺する瞬間を目撃し、しばらく休養するよう指示されるが、すぐに現場に復帰する。彼と相棒のアサド(ザキ・ユーセフ)は、小児性愛者の疑いのある公務員ヴィルヤム・スタークの失踪事件を担当する中で、彼のパスポートを所持する少年マルコにたどり着く。

『良い点』
・今までよりもハードボイルド
・全作通して北欧サスペンスらしさがでてる

『悪い点』
・キャストが合ってない
・今作のカールが苦手

(まとめ)
特捜部Qシリーズの5作目!!
キャスト・スタッフを一新して制作された今作品🎬🎬
どんな作品になったか期待してみました‼️
まず一新したキャストについて話したいのですが、あまりハマってないです…
カールはおじいちゃん過ぎて最初マジで気づかなかったし、上司はなんじゃこりゃ状態。
作者は前作のカール役が気に入っておらず、今作から全く違うカール役の変更に至ったわけですが、映画しか見てない自分からしたらシリーズ4作で培ってきたカール像をぶち壊すキャスティングはやめて欲しかった…
もう、老人が銃持ってるみたいで危なっかしい…
また、キャラクターとしてのカールも今作は苦手でした。禁煙中でイライラしてるおっさんがそのイライラを捜査相手にぶつけてる感じがして…
(後半では反省して、相手に寄り添う姿勢はあるのですが)
逆に物語自体は面白かったです👍👍
今まで通り、北欧サスペンスらしい陰鬱で緊張感のあるストーリー展開や映像の見せ方はもちろん健在‼️
さらに、今まで以上にハードボイルド感が強く見応えのある映画になってます👍
個人的にラストの逮捕シーンもどこかクールで印象に残っています😆😆
キャストの変更は正直残念な結果でしたが映画自体は今までのシリーズと比べても引けを取らず面白かったです‼️
見るのためらってる方はシリーズとは全く別の映画として見ると面白いかも知れません。