このレビューはネタバレを含みます
これ昔みた時はダメだった。
今回はストンと胸に落ちた。
ラストまではつまらないと言われてますが、はい、確かに怠いです。認めます。
だけど、ラストまでの長〜い空虚な時間、主人公の空っぽな様子が、後でじんわりと効いてくる気がします。
序盤はヴィンセント・ギャロ演ずるバイクレーサーが孤独な旅する様子が延々と続きます。3人の女性と出会い何となくいい感じになるんだけど、急に冷たくなって捨てて逃げる💨 何やってんだ?こいつは…みたいなギャロ。
旅の最後に会いたかった恋人と再会するが…
ラスト、有名なラブシーンと共に、ギャロがどうしてそんな状態なのかがわかる。
最悪のラブシーンと言われているけれど、あれは仕方ないよ。私は納得できて、すごく切なかった😢
これから観る人はネタバレ見ない方がいいです。
大切な人を亡くしたら立ち直り方ってわかんないよなぁ。
しかも、自分のせいで死んでしまった。
自分が助けなかったから、、、😢
認めたくないよね。
彼女の死すらまだ受け入れていない。
それだけならまだしも、直前に彼女が不貞をしているのを目撃している。
そしたら、彼女を恨んで憎んで思いきり否定するしかやり場がないだろう。
彼女の幻を受け入れてしまったら、2度と立ち直れないだろうな。
必死で抵抗してる気持ちが痛かった。