凛葉楓流

ブラウン・バニーの凛葉楓流のレビュー・感想・評価

ブラウン・バニー(2003年製作の映画)
3.9
前半は筋らしい筋も見えない。レーサーが次の街へ移動するというだけだ。長めのカットの連続と、ヴィンセント・ギャロの思い詰めた顔のアップに、どこか眠くなってしまう。

彼が出会うのは全て女たち。決まって名前を知りたがる。しかし彼が誰かを探しているようではあるけれど、その目的や、選ばれた女と選ばれなかった女(1人目の娼婦)の違いはよく分からない。

真っ白な平原。どこだろう。バイクの音が響く。

トイレでフィルターに火をつけるデイジーが痛々しい。彼女が事実を明かしてから、もう一度、彼女がフィルターに火をつける画が映る。
凛葉楓流

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