このレビューはネタバレを含みます
No.3745
全くダメでした・・・。無念。
格闘の試合自体は臨場感があってよかっただけに、脚本の酷さが目に余って、呆れてしまった。
格闘系の映画って、いわゆる「男同士の聖域だから女は入ってくんな、黙ってろ」臭が出てくるのは、これドラマ上ある程度仕方ないにしても、
この映画はあまりにも幸子(鎌滝恵利)の扱いが酷すぎる・・・。
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幸子が最初に地下格闘技場へ創太(木幡竜)を止めに行った時も、新堂(柳俊太郎)からいきなりビンタされ、拳銃突きつけられたり、
そのあとも、松岡(今野浩喜)からビンタされたり、もうめちゃくちゃ。
しまいにゃ、この話の流れだと、どう考えても彼女が創太の試合を見に行く動機が出てくるようには見えないのに、
開き直ったようにあっさり見に行っちゃう。
そこで見に行くんなら、最初にここへ来たとき、なんで全力で止めなかったのww って思っちゃう。
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なんかよくわからない幸子のセフレの話もいらないし、『あゝ、荒野』を見たときにも思ったんだけど、
ボクシングや格闘技映画って、露骨なセックスシーンを入れなきゃいけない暗黙でもあるの??ww
創太が最初に顔面傷だらけで地下格闘から帰ってきたとき、幸子はその傷だらけの顔を見ても深く追求せず、いきなりセックスし始めるシーンには、
「いやいやなんでやねん!!!!! せめて傷の手当しろよwwww」と大声で突っ込んでしまったww