生きててよかったの作品情報・感想・評価

「生きててよかった」に投稿された感想・評価

風太郎

風太郎の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

街中のシャドーボクシングの姿は流石と言う以外ない綺麗なものでした。
やっぱり本物は違うんだな〜と思いました。
最後のオチがやっぱり腑に落ちませんでした。
ドクターストップという前振りはあるものの、タイトルコールの後のあの展開が急すぎて…
死んじゃったら生きてて良かったにならないよ…
個人的には生きて幸せに過ごすのが観たかったな…
と思いました。
桃龍

桃龍の感想・評価

3.0
ロッキーに憧れてボクサーになった男と、シルベスタ・スタローンに憧れて役者になった男、そして共通の幼なじみの女性。
設定は面白いし、格闘シーンも凄い。
しかし、セフレは必要か? 唐突に出てくるし、そこが残念。
そこは今野浩喜になるのが自然じゃないのかな。
arch

archの感想・評価

4.4
最高だった

「人生出揃ってしまってもう何も変わらないことが分かった」、その瞬間こそが多分、今自分が恐れている瞬間なのだと思う。夢を追って頑張ってきた人生で、辛くて死にそうだが、どうにか"大切"なそれがあるから生きてられる。だけど大事にしてきたそれこそが今のどうしようもない自分を形成して、蝕んでいる。
この映画がいわゆるボクシング映画のようでありながら、『BLUE』や『UNDERDOG』、また多くのボクシング映画と明らかに別の"毒"を内包しているのは、「やっぱこれしかーね!!」というカタルシスに対して友人も好きな人も幼い頃の成功体験も、これまで積み上げたもの全部が本当にどうしようもなく自分を苦しめてる描き続けるからだ。それは主人公だけではなくて、幼少期の好きを無自覚に信じて依存したさっちゃん、そうちゃんに憧れて、依存して結局全部「そうちゃんのせい」にしているけんちゃんも変わらない。憧れた瞬間を彼らはひしひしと後悔する。
その圧倒的な残酷さと空虚さが圧倒的な身体性で伝わってくる。
『ロッキー』に憧れてなんでこうなってしまったのか、なんてのも考えた。最後にエイドリアンと叫び終わったロッキーに対して、本作はセックスのリフレインとしてさっちゃんはそうちゃんを、そうちゃんはさっちゃんの名前を呼ぶ。その無様さは比べてしまうと見るに堪えない。だが彼らはロッキーのようにチャンスは与えられず、自らを「世界」に証明する術を持ちえなかった。だからこそ虚しく「世界」を呼ぶのだ、「俺はここにいるぞ」と。
有終の美、華麗に散る、最高の死に方、表現は数あれど、俺はどうしてもそこに共感しきれない。だがまず間違いなく、自分に突きつけられるだろうアイデンティティ・クライシスの瞬間を描いた作品として、俺は目を塞ぎたくなる思いで最後まで見ていた。
ラストの対戦相手が『ベイビーわるきゅーれ』のラスボスと同じ役者という一点で、強者感を演出したのは偶然なのかは置いといても、全編見事な人物描写になっていて確かな見応えがある。

これをボクシング映画としてみるなら『BLUE』で良い。しかしこれはボクシング映画では描けない人生の呆気なさと圧倒的なフラストレーションをぶつけてくる極めて暴力的な映画として、「ボクシングが好き」ではなく「ボクシングしてる自分が好き」な男の限界は、「映画が好き」ではなく「映画が好きな自分が好き」な自分の限界に重なる。その意味で本作は私の中で傑作であり続けるだろう。
山中Q

山中Qの感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

知ってる俳優誰もおらん映画やと思ってたら主人公以外はほぼ観たことある俳優さんばかりだった。
特に元キングオブコメディの人はやたら映画でよく見るが、個人的に今作が1番良かった。
主人公から離婚を打ち明けられ、喧嘩するシーンの台詞でちょっと泣いた。
誰にでも勧めれる映画と思って見てたが、途中から風俗嬢に手コキされて射精を我慢する練習したり、セックスそのものに重きがおかれてある程度見る人を選ぶかもしれない。
噛み付き、金的何でもありの地下格闘技なのに噛み付きも頭突きも驚くほど使わないのに違和感。
主人公が死ぬのは意外だった。
相変わらず安田ユウはDQNな先輩役がウマい。
あと銀粉蝶が歌うクセが強すぎるBOOWYのONLY YOUが聴ける。
すげぇよかった。だけど僕が「ロッキー」を好きな故に納得いかないところがいくつかあった。特に最後のファイトのカットインとか、ラストはタイトル出したところで終わって欲しかった。

「ロッキー」抜きに見たらほんとに良いシーンが多くて何回か泣いちゃった。今野さんのシーンが特に何気ないところで泣ける。奥さん役の人素晴らしい。


創太の人物像はロッキーに憧れてたらこうならないはずなんだけど、逆に普通の人が普通にロッキーに憧れてしまった結果と思ったらいい気がしてきた。


開始40分くらいまでが完璧だった。(謎セフレいた告白あたりがあまりにも感情移入できないため)


2022 77
ずっとそれだけに打ち込んできた「○○バカ」の彼には社会への適応力が欠けていて不幸になっちゃうんです。だからもう一回だけ、打ち込んできたことで自身の自信を取り戻したい! って言われてもねえ…。

そこに描かれる主人公の生きにくさ(もっと端的にいえば稼ぎにくさ)は全然○○バカのせいじゃないし。
そもそも健闘でその不器用さ(換言すれば「無能さ」とまで言っても良い)は十二分に証明されてるんで、健闘を経ずに端から不動産屋に就職したってダメだったと思うよ。

恋人の女性も含め登場人物たちには悉く共感できず。(お芝居のできもねえ…)
実を言うと銀粉蝶と渡辺紘文の芝居を楽しみに見に行ったの。でも残念な出来でした。
銀粉蝶は公団住宅の団地で雪眺めてるんじゃなくて(文字通り)アンダーグラウンドのリンク賭場の黒幕やって欲しかったし、渡辺紘文さんにはもっと『プールサイドマン』みたいにひたすら無意味にベラベラ喋って欲しかったなあ。
JUN

JUNの感想・評価

3.6
2022.05.19

予告を見て気になった作品。
主演は自身もプロボクサーの経験がある木幡竜。

かつてロッキーに憧れ、プロボクサーとなった楠木創太は、ドクターストップがかかり引退を余儀なくされる。
恋人の幸子との結婚も決まり、社会人として新たな生活を始めるも、リングの上で生きることしか知らない創太は上手く馴染むことができない。
そんなある日、謎の男の誘いを受け、地下闘技場で闘うこととなる。
初戦の結果は惨敗、リングから降りても尚闘いを辞めない創太に幸子は別れを告げる。
創太と同じようにロッキーに影響を受け、役者を志した健児も、闘いながら生きる創太に自身の生きる道を見出し、トレーニングを指導する。
創太、健児、幸子にとっての生きることとは、れぞれの歩む道の先はー。

男の子が大好きなステゴロを軸とし、心が幼いまま歳を重ねてしまった3人が、不器用に生きる様を描いた苦々しい青春群像劇。

物語の緩急としてはなにかわかりやすい山と谷があるわけではなく、登場人物の心情もなだらかに進む構成。
しかし挟まれるアクションの迫力から、キャラクターの心境に沿い、同じように高揚する没入感が出ていました。

主演の木幡竜が元プロボクサーということもあって、ステゴロ場面は圧巻の一言。
特にわかりやすく激しい動きよりも、動作の前に小刻みに震える様子や、パンチの後の仕草などにリアル感があり、演技としてのアクションなのかと心配になるレベルでした。

演者が「バトルセックス」と評していた通り、性と闘いが今作でテーマとして描かれていたもの。
その延長線上に自分が生きる世界があったようにも見えました。
右脳が考えるままに動き、左脳で違うことを考えて抑制する。
そうして死んだように生きるのではなく、自分のため、誰かのため、愛を与えられ、誰かに愛を与えるために生きる。

創太、健児、幸子の3人は物語上で自分の生きる道を見つけられたように思いましたが、個人的には柳俊太郎が演じた謎の男も良かったですね。
空っぽの拳銃に頼り、他に縋るもののない弱々しい姿から、創太の強く生きる姿に感化されて涙を流す、なんだかんだ一番人間臭いキャラクターに仕上がっていました。

タイトルにも物語の中心にも常にあり続けた「生きる」ということ。
終盤の展開的にどう繋がるのかと思いきやそう着地させるとは。
オチだけはどうにも納得できなかったかなぁ…
ゆ

ゆの感想・評価

3.7
最後の地下格闘技のシーンが金カムのスチェンカすぎた
世界!世界!世界!!俺!俺!俺!!

木幡竜しぶすぎ

このレビューはネタバレを含みます

ひさびさのなんば!
よかった。
内容は、まあ
幼稚かもしれないけど
夢諦めきれない人は
僕も同じだ。主役の小幡も
元ボクサーであって
いいね。
ヒロインの鎌滝や今野など
脇もいい。
ボクシングは、麻薬のような魅力があるね。
えりみ

えりみの感想・評価

4.2
ドラマ『アバランチ』で綾野剛と戦う
極東リサーチの工作員を演じた人が初主演!
しかもこの人元プロボクサー🥊
そんな人がボクシングに全てを捧げたのに報われなかった役を演るってんで、公開前から期待してた🎬
アクション監督は『HYDRA』の園村健介っていうし😍
当時所属していた大橋ジムが協力🥊
体脂肪3%に絞られた木幡竜(こはたりゅう)はアバランチとは別人やった😲
ラストの笑顔がとっても良かった♪
絞られた肉体といい
この人、動画より写真の方が映える😃

ドニー・イェンの敵役で出演しているという
『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』を観てみたい!
本作のアクションはひたすら泥臭い🥊
そもそも勝てないボクサーて設定な上に
何でもアリのバーリトゥードがメインで
ボクシングはちょっとだけ。
玄人にしかわからないリアリティ追求型の殺陣のせいか、いうほど映えてなかった😅
ルール無しはええとして、組み技蹴り無しのベアナックルFCスタイルで見たかった🤜🤛
てかこれ、アクション映画とちゃうねんけどっ😨

『ロッキー』に人生を狂わされた😅
不器用な男2人(元キングオブコメディの今野浩喜)と
その幼馴染でこれまた不器用な女性1人(鎌滝恵利)が
生きる場所を求めて足掻き苦しむ群像劇😌

ここ最近みた映画のベッドシーンで一番良かった♪
ベッドじゃなく床でシてたけど😃
果てた後の重なり具合が秀逸👏
この画を2回使った監督の気持ち、ワカル😄
このくだりにイク前の
主人公が教えを乞うw豊満な美女はAVでおなじみ永井マリア😍
笑えるwww
主人公は自分のセックスが不甲斐ないから
幸子が浮気?したと勘違いし、
幸子を満足させたい一心の、
至って真面目な動機やっていうのがワカルだけに可笑しい😂
(幸子はちゃんと説明してるんやけど、主人公は全く理解出来てない、理解したくないっていう感じ)
エロのせいでPG12やったのね😅
セフレのタカタさんに起用されてた黒田大輔が個人的なツボ😂
中年になってセックスにハマるヤバさ半端ない
よりにもよってこのおっさんを選ぶ幸子もヤバいけど😅

この映画、女性陣が光ってたと思う😄
主人公の嫁を演じる鎌滝恵利は裏主役やと思うし🍛
今野浩喜の嫁を演じる長井短は肩の力が抜けた理想的なパートナー(息子もしっかりしてる)😆
2人共本作で初めて知った😍😍
今後もチェックしたい女優さん(モデルさん?)😄
主人公の母を演じる銀粉蝶もしっくり😌
劇伴(34423 MiyoshiFumi)もしっくり😄
エンディングテーマはちょっと青春すぎる気が😅

タイトルもちょっとしっくりきゃあへんかった😶
主人公がわざと負けなアカン相手に
三元雅芸っておかしいやろーー、そんな弱ないわっていう勿体ないキャスティング🤨
『ロッキー』オマージュは子供時代だけにして欲しかった😓
日本版ロッキーなら『百円の恋』
ボクシングしかない男の話なら『BLUE/ブルー』
の方がイイ、超えてはきゃあへんかった😓
ただ、この2作に無い熱いベッドシーンと
役者をやめられない今野浩喜パートが
本作の見どころ😌
『レジェンド・オブ・フィスト怒りの鉄拳』で木幡竜がどれだけ活躍してるのか、みてみたい(忘れないよう二回書きました🤪)

最後の試合では
幸子には「勝って!🙏」て言って欲しかったけど、
彼女は『ロッキー』見てないって設定なのよね、多分(正確にはロッキー2の台詞😛)。
幼馴染やし、1回ぐらいは見てるのかな?
幸子の最初の登場シーンで赤いベレー帽被せたのは、
絶対エイドリアンオマージュよね?!
似合うてなかった🚬
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