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見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界のpetipetiteのレビュー・感想・評価

3.5
ヒルマ・アフ・クリントという抽象絵画の作家に出会うためには必見だけど、冗長で大味の映画だなと思いました。

「女性」が排除された「既存の美術史を書き換える」というトレンドなトピックを盛り込みたかったのも分かるけど、なんだかそこも踏み込んでいくわけでもなく、作品を掘り下げるでもなく…

美術(やジェンダー)という制度に還元しようとされること自体がヒルマ・アフ・クリントという作家を知る上でミスリードという岡崎乾二郎さんのポスト・トークに救われました。
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