75歳で安楽死が選べる世界。当事者の高齢者と第三者の若者，其々の視点で命と向合い丁寧に心情の揺らぎを紡ぐ。疑問を持ち考え想像し他者へ想いを馳せる…。今日本や世界に欠けている大切な事。多くを語らず十分な余白が考える余地を与える，カンヌ受賞も納得の死生観を問う秀作
事情は違えど近しいものを経験したから分かるが，分かっていて死が近づくのって本当に怖いんだよ。厄介者にされる高齢者の孤独と不安は計り知れないほど辛いんだろう。役者全員が顔だけで演じかつ長い間を持たせれるし，その中でも倍賞千恵子と河合優実は別格だった。今年の実写の邦画では暫定ベスト
