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PLAN 75のchsyのレビュー・感想・評価

PLAN 75(2022年製作の映画)
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ワタシがPLAN 75作るとしたらね、
老人チームでやれるだけ頑張ってみましょう、って言うシェアハウスとか、コミューンとか作るな。

行政上げて広告出して募集して、一人辺り10万円のしたく金は同じ。

劇中のプラン執行の予算内で,力を合わせて生きてみよう!ってプランもできるんじゃないの?

病院はなるべく行かない。薬もなるべく飲まない。延命治療はしない。
でも、やるべき仕事、作業、料理、掃除はある。
仲間のために働く。
身体を動かす。

どうよ、悪くないんじゃん?

作品の感想は…
うーん。

近未来、と言いながら、今でも既に古いモチーフが使われていたり…給湯器とか。笑

例えば、今の50代が75になる頃の話と仮定して…

現在、バリバリスマホ使えてるし。その頃、家電ないし。多分。

さらに20年後あたりは、急激に人口減るんじゃないの?
75歳で、健康な人を解雇したり、死なせたりする余裕はあるのかな?労働力的に。

ってことで、全日本的な諸々の問題より、個人の死に方の問題として、もしも、こういう制度があったらどうします?って、お話かな。

時代設定が分からんくなってリアリティはなかったけど、倍賞千恵子の老いた姿が儚げて、でも、声が昔のままで。話し方も。

75歳が何さ!
わたしゃ、倍賞千恵子じゃ!
ってことで。
何歳になっても、私は私。

まあ、恐らく、このFilmarks 利用者の中では既に高齢者に属する身としてはですねー
歳はとっても変わらないですよ、人間そうそう中身は。
(成長ないってことか?笑)

いやいや。
最近、人生に必要なものが何か考えるけど。
お金ではないなぁ。
健康と友達・仲間。

健康でいましょう。
食事をちゃんとして。
筋肉を使って。

ほんとに友達って言える友達がいたら大事にしましょう。
仕事とか趣味とか、制限のある中での友達=仲間もね。

お掃除や農業みたいな肉体労働はちゃんと鍛えながらやれば、とても良い仕事のはずで。
筋肉使うとボケないって言うしね〜

同じ劇場で「ヘルツォークは80歳になる」って特集をやっていて。うまいなぁ、と思った。

劇中歌「林檎の木の下で」はおおたか静流のバージョンが流行ったんだよ。
ワタシガワカカッタコロ。

・・・・・・・・・・・

リンゴの木の下で
明日また会いましょう
黄昏赤い夕陽
西に沈む頃に

楽しく頬寄せて
恋をささやきましょう
真紅に燃える想い
リンゴの実のように


リンゴの木の下で
明日また会いましょう
黄昏赤い夕陽
西に沈む頃に

楽しく頬寄せて
恋をささやきましょう
真紅に燃える想い
リンゴの実のように
リンゴの実のように
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