75歳以上の高齢者に自ら死を選ぶ権利を保障、支援する制度であるプラン75が施行された世界線の話。
現在の日本の総人口における高齢者比率は30%ほどらしい。これは世界でトップの値。そんな高齢社会の日本における非常に重くて無視できないテーマの作品でした。
誰にでも平等にやってくる老い、もし主人公と同じような状況だったら自分ならどうするだろうといろいろ考えちゃう作品でした。
何をもって自由なのかとか、生きるなのかとか、非常に深いテーマだった。
年金問題もあるし、自分が75になる時にどうなってるかも気になる。
生活するお金もなく、仕事もなければ、自分もプラン75選ぶかも。
ただ今の70代ってわりかし元気な人多いし、何より国会議員がお年寄りばかりの今の日本ではファンタジーな内容。
プラン75より先に国会議員の定年制導入を希望したい。そうすればもっと活気ある日本になる気がする。
