このレビューはネタバレを含みます
良質な胸糞映画〜 過去に何者かに壮絶な虐待を受けて奇跡的に保護されたジュシー。そのジュシーを庇護するアンナが酷い目に遭うも、特別な存在になる話。アンナはジュシーの復讐に巻き込まれて（というか、ジュシーを過度に気にかけているアンナも狂人で、たぶんレズですな…）、死後の世界の保証が欲しいキリスト教の亜流カルトの高所得者たちに監禁される。そして他人を極限まで追い詰めて死後の世界があるかを確かめる実験台にさせられるって話しでまさかの理由にええ〜っ？！ってなったナ
教義をはじめとした大義名分があれば人は人を痛めつけてきたという歴史を皮肉っているのだろうか…？と思ったが、そんなことなくて、映画で暴力を成立させるための要請なんだろう 人が虐待されてずっと過ごすと、解放されても幻影に苦しむという演技が真に迫っていてよかった〜 結局保護しても、回復の途中でまた苦しむんだよな 終わりのなさが恐ろしかった また庇護者の苦しみも描かれていて、庇護者が被害者になって…っていう輪もよかった
