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じゃりン子チエのminceのレビュー・感想・評価

じゃりン子チエ(1981年製作の映画)
3.9
まだカジノ・ド・三宮が三劇の前にあった時代。子供だけで初めて映画館に行って見た映画。青年向け漫画雑誌で連載。大人も子供も楽しめる内容で人気に。漫才ブーム真っ只中で声優のほとんどをよしもと芸人が。おかげでラジオテレビを通じて一般への認知度は高かった。ゴールデンタイムの花王名人劇場でキャラクターが登場したくらい。皆へたくそだがベタベタの大阪弁いうのが唯一のアドバンテージ。言葉をちゃんぽんにしたような今のよしもと弁だったらきっと見てられない。中山千夏が声優というのでも話題に。主題歌やサントラはビジーフォーが担当。テレビアニメ化は映画のあとだった。同時上映の「フリテンくん」子供にはまったくわからなかった。ストーリーの大人の心の機微などはよくわからず子供はチエちゃん、猫の小鉄とジュニアたちの身近で明るいキャラクターにひかれたんだと思う。先般配信で見たが今でも充分楽しめる。ABCラジオ「フレッシュ9時半!キダ・タローです」のセル画プレゼントに当選したがオジイだったのでガッカリしたのを思い出した。
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