トルーマンバロウズ

透明人間のトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

透明人間(1933年製作の映画)
3.5
とある村に顔を包帯で覆い黒いサングラスをかけた怪しい男がやってきた。
実は彼の正体は透明人間になってしまった科学者で元に戻る方法を探す旅をしていたのであった・・・・。

クロード・レインズ主演の透明人間になってしまった科学者が引き起こす犯罪を描いたSF特撮スリラー映画の名作。
とにかく透明人間の特撮の出来が良く1930年代の作品とは思えないリアリティがあり、さすが名作SFホラーと言われているだけの作品であると感じた。
また透明人間と警官隊の戦いを中心にしたストーリー自体もテンポ良くスピーディーに最後まで進んでいったので見ていて飽きなかった。
若干ラブストーリー要素が薄かったのは少しもったいない気もしたが、全体的にはとにかく特撮の出来が良い名作であった。