Tomo

ドント・ウォーリー・ダーリンのTomoのレビュー・感想・評価

3.5
💥女性にはウケが悪いであろう作品💥



最初から不自然な感じが纏わりついて、ストーリーを追うごとに疑問が増えていく、、、

なかなか面白かったです。
ストーリーが生み出す世界観もいいし、プロットもかなり面白い。

これはどういうことなんだろう?って考えるシーンも多いし、その理由も後から考えれば成る程と思えるなどなど、いろいろ詰め込んだ宝箱みたいな作品だなと思った。


ただ、この手の作品ってもうやり尽くされた感もあるかなー?と思ったりするのも然り。


本作を例えると、
ミッド・サマー
ゲット・アウト
ラストナイト・イン・ソーホー
オールド

を全部足して、

トータル・リコール
マトリックス
時計仕掛けのオレンジ

の3作品で割ったような作品。


だから、ストーリー、映像、音楽ともに新鮮味は感じられないけど、それぞれのいい部分の要素が入り混じった感じになってて、面白さが増してように思った。


1950年台のアメリカンテイストは華やかで良い✨

ファッション、音楽、車、、、


妻は夫にとって完璧な存在である世界。

それはまさしく夫のユートピア🏖

だから不自然で不気味で違和感しかないのだが、ある意味羨ましいぞ!と思ったり。
でもあの入り方は上手いな〜。


逆に、終盤は息切れしてる😮‍💨
そこまで丁寧に表現してきた割には、ラスト近くからは雑かな。

観てる方も長尺で息切れしてたし、結末分かっちゃってからは寝落ちしそうだった🥱


1回しか観てないから謎解きできないことは沢山あるよ。

赤い服の男たちって? ⇨システムagent?
墜落した飛行機    ⇨アリスの幻覚?
目に当てられるレーザー⇨偽世界の投影?
サランラップ     ⇨記憶を戻しつつあるアリスの防衛本能

などなど、色々あったけど忘れた😅


主演のフローレンス・ピュー。
ビューかと思ったらピューだったんだね(笑)
色気あり、狂気的でありでいい感じだったと思います。


正直、ミッドサマーほどじゃないにせよ、好き嫌いは分かれるとは思う。

これがもし、ミッドやビバリウムみたいなオチだったら、クソ映画って思うかもしれないけど、そうじゃなくて良かった良かった🤣



…………..オープニングがレイ・チャールズの「The Right Time(1958)」ってとこが、ストーリー的にgood❗️
Tomo

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