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ドント・ウォーリー・ダーリンのAKのレビュー・感想・評価

3.5
序盤は『サスペリア』っぽいなーと思って観ていたが、徐々にパラノイアから陰謀へとPKD的シフトをみせて前のめりになった。評価は辛いがオリヴィア・ワイルドの初監督作であることを考えればもう十分及第点でしょう。

2022年の作品であり、わりと手垢のついた2010年代への批評であるが、それにしても "Keep Calm and Carry On" の使い方は抜群であった。これはオーウェン・ハサリー『緊縮ノスタルジア』を訳した田尻歩と星野真志の感想が聞きたいところだ...
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