LuckyMOTOMIYA

ダーク・シークレット 完璧家族のLuckyMOTOMIYAのレビュー・感想・評価

1.5
2020年、ジョー・ルッソ監督によるスリラー。アメリカのTV映画。

婚約者ブラッドを事故で亡くした女子学生テイラー、心機一転、大学を休学して住み込みの家政婦さんになることに。紹介先は親子三人が暮らす郊外の豪邸。

父親ジョンは人柄の良い小児科医、しかし自室に籠って何やら執筆中の母親アレサンドラは最初からテイラーに敵意全開。娘エミリーも厳しい母の厳命により自由のない日々。

アレサンドラにあれこれと叱られ続けるテイラーさん、めげずに仕事を続けるも、「ブラッド・ハードウィック」なる映画俳優をめぐってアレサンドラの度を越えた狂気に触れ……云々、といったお話。

おひとりの頭の中で紡がれた物語に周囲が翻弄され、第三者から見れば全くもって愚かしい悲劇が展開されるわけですが、巻き込まれた当事者はたまったものではありません。

ただ、そこまで登場人物に感情移入できるかどうかは怪しいところでございます。「バカバカしい、以上」で終わる恐れも多分にあるかと思われます。

それはともかく、アレサンドラの綴りは"Allesandra"、名前の由来はもちろん、マケドニア王としてよく知られるアレクサンドロス(Alexandros)でしょう。

素朴な疑問。[k]の音、カタカタの「ク」は一体どうなっちゃったの?

"Allesandra"は、アレクサンドロス(Alexandros)のイタリア語の女性形アレッサンドラ(Alessandra)がもとになっているはず。そして、"x"の文字はイタリア語アルファベットには含まれませんので、[k]の音が欠落しているのでしょう。

さらなる疑問、"l"が二つになり、"s"が一つになっているのは一体どうして?

これはもう、命名された方の感覚ということでよろしいのでは。

はい、すみません。本題とは全く関係ございません。
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