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僕らの世界が交わるまでのMiUのレビュー・感想・評価

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)
4.2
クロージングがすごく良かった。やっとお互いのことを理解しはじめた感。

が、母親の行動が観ててしんどすぎてスリラー映画観てるみたいなソワソワ感がずっとあった。スリラーじゃないのに!

息子と同世代でちゃんと母親と向き合ってる好青年と自分の世界だけで自己承認欲を満たしてる自分の息子。
そりゃさ、自分の息子にしてやれてない母親欲みたいなものを満たしたくはなるよな…。隣の芝生は青く見えるってのはまさにこの事だわ。

で、ここまで母と息子、2人の世界がずっと“交わらない”のが良かったんだよ。これであの瞬間に“交わってたら”修羅場&家庭崩壊まっしぐらだよな。でもこの話はたぶんそういう話じゃないし…と、まじでクロージングまでソワソワしてました。

なんか母親の感想しか出てこないや…。
あ、でもそうだね、母親が働いてるDVシェルターで生活してる女性たちの旦那とは裏腹に、良い父親(旦那)なんだよね。その辺の対比も上手いなぁって。

フィンくん目当てで観に行ったのにマジで母親感想しか出てこない!目の保養にはなったから良し!!!!!


A24配給だからこのまま何も無しに終わるわけないっしょ…って思ってたら平和で良かった。A24って言うパワーワードよ。あとマジであらすじ?紹介文読んでなかったw

平常心でもう一回観たいなぁ。
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