DV被害者のシェルターを運営する意識の高い女性と、YouTubeのフォロワー数のことしか頭にない(少々できの悪い)高校生の息子。正反対なようで、視野の狭いところはあまり変わらない。何をしてもわかり合えない二人がそれぞれ挫折して無力感に襲われたとき、その関係に変化が訪れるきざしが。
ジュリアン・ムーアはさすがの存在感。息子が熱をあげるライラ役のアリーシャ・ボーが感じがよくて印象的。
タイトルは原題の
When you finish saving the worldの方がはるかにこの作品にふさわしいと思う。