私の初A24作品。
お母さんとその息子。
お互いが自分の世界が大切でお互い何か言われると余計なお世話感。
相手は理解してくれると思っているのは実は自分だけ。突っ走ったら止まらない止められないご都合主義。
血の繋がった親子。共通点しかないのにここまで交わらない。
見ていてもどかしく、可笑しく、私に突き刺さる。
A24だからなのかBGMの不穏への持って行き方がちゃんとゾワゾワ出来て良かった。
息子役のフィンさん最近よく目にする様になった。ジュリアンムーアさんもフィンさんも不器用さが堪らない。
一番重要なのは互いの視界の知り方だったのかもしれない。
唯一モヤっとしたのはストーリーのバランスなのか、息子サイドのそんな事やるんか?と思ってしまう位の「転」部分。
早い段階で女性が怒っていたら自然だったかもという私の考え。