そのまんま、エッセイのような映画だった。
主人公の家の中でしか進まない数日をただひたすら映し出されるだけだけど、退屈せず見ることができた…。
他人に対して、自分に対して、自分を偽って隠して誤魔化して生きていけば、この世を生きやすくすることができる。
逆にじぶんのありのまま、素直に生きていけば、この世が生きにくくなる。
そんな人が沢山いる。
素直に生きて素直に言葉を発して問題なく生きていける人に向けてではなく、年齢性別関係なく生きにくさを感じている人に向けてのストーリーだった。
どんなに生きにくくなったとしても、周りから見た正しい生き方でなくても、自分のその時の心に素直に、一生懸命に生きた。その事実だけが尊いものだし、そうやってもがくのが人間らしく、素晴らしく美しい。ヒューマンドラマ。
んーー!!難しい!!!
大思春期の10代又は30-40代でもう一度観たい。
学校や家族というコミュニティで苦しむ時に支えになってくれそうなおはなし…
見たあとはスッキリー!というよりずっしり、、という感じだった…。