ザ・ホエールのkenkenのレビュー・感想・評価

「鯨の様に壮大な室内劇」

終始、物語は室内で進んでいくけど
窮屈さは感じない。
それも登場人物それぞれのバックグラウンドが映し出されてて、キャストの演技力で場面の緩急がはっきりと伝わるからだと思う。

エリー自身の素晴らしさを伝える事がチャーリーにとっての救済だと思うし、チャーリーの救済がエリーやメアリー、リズ、トーマス達の救済のはず。

この映画を見て思うのは何よりも演者の凄さ。
特にブレンダン•フレイザーの演技力。
うーん、凄かったとしか言えない。