このレビューはネタバレを含みます
こういうのって余命わずかなガン患者とかでやるイメージあるけど、なんで巨デブ設定にしたのかふしぎ。やっぱ巨デブを白鯨に見せたかったから?
娘がサンドイッチを作るさまを見て巨デブが「お前は立派だ。それをわかっていてほしい」的なことを言うシーンめっちゃよかった。
親が無条件に「我が家の希望」「賢くて逞しい子」とかベタ褒めするのを当時は特段気にしたことなかったけど、巨デブ目線で描かれてたから親の気持ちってこうなんだ!ってすごく伝わった🥲
親子関係が反抗期時代の自分と重なったからラストシーンはめちゃくちゃ泣いたし、冒頭のエッセイが誰のものだったかわかったときは「巨デブ〜😭」て思ったけど、
冷静にこの作品を振り返ったら
みんな自分勝手すぎる!
でもまじそれが人間
巨デブなのか娘なのか看護師なのか宣教師なのか、いつか自分がこの中の誰かの立場になったとき、まんま同じ心情になると思う