No.4133
『俳優は、演じた人物の一生を背負う覚悟で、人物と共に生き、人物と共に死んでいく』
=========================
ブレンダンの演技が凄すぎて、「あれ、これ、ほんとは感動しちゃいけない系の映画なのでは!?」って、見終わった後ちょっと悩んでるw
でも、凄いものは凄い。
確かにチャーリーが家族に対してやってきたことは、決して褒められたものじゃないけど、そんなモヤモヤも全部包み込んじゃって、
なにか別の感情に変えてしまうくらいの演技だと思った。
ホン・チャウの演技も凄かった。
======================
あと、チャーリーの娘エリーのエッセイも、「これどこが名文なんだろ??」ってくらい、他者が俯瞰で聞いてたら極めて普通の文章にしか感じられないんだけど(少なくとも僕にとってはね)、
親にとってはそうじゃないんだなぁ、って、後からじわじわきて、そういう、アロノフスキーの妙な仕掛けに感動してしまった。