壮大なコント?
序盤はそんな感じ。現実世界にいるであろう当の本人たちは大マジメなんだろうけど。
とある宗教団体に所属する3人が、安住の地を求め孤島で修行する様子を描いた物語。
序盤は意味不明な言動ばかりで、そういう路線の作品なのかな?と思っていたが、徐々に意味不明度合いが増していき、カオスな状態になっていく。
イキ過ぎてやがて妙にリアルに感じてくる。一周回って現実世界に戻ってきたような。
凄惨なシーンで陽気な音楽が流れる場面は、悪の教典を彷彿とさせる。
主演の3人は三者三様に圧巻の演技。今まで観たことないような作品で、お腹いっぱいになりました。
誰かのレビューにありましたが、男性のお客さんはほぼ全員北村優衣さんに心持っていかれたと思います。
彼女だけ最初と最後で、まるで別人にみえる