20年ぶりに下高井戸シネマ。
原作漫画は未読。先輩にオススメされ気になっていたが、前情報もいれずに鑑賞。いやぁ、めっちゃエロスだった。
カルトにハマり、孤島生活を送る信者3人。
行き過ぎた日々の習慣がコントのように過ぎる前半から、狂気さとエロスが全開になっていく展開が面白かった。とんでもないシチュエーションの連続でこのあたりは忠実に原作を再現してそう。園子温的なものを彷彿とさせる。
北村優衣は初めて見たが、体当たり演技すぎる。すごい女優魂。顔が吉井怜を彷彿とさせる感じ。
行き過ぎたカルトの教え(盲目的に、マインドコントロールされている)に抑圧された中で、本能的な性に目覚めていくあたりの描き方はエロかった。ノーブラTシャツで、海に入って、オペレーターがゾクッとするところとかよく撮れてる。カメラワークもよかった！
磯村勇斗もよかった。曽我部サウンドも何だか合うんだよなぁ。
そうそう！これは「人魚伝説」も思い出した！城定監督はVシネマもいっぱい撮ってるから、エロと作家性のバランスがいいのかも！
