看護師のエイミーはICUで多忙でキツい日々を送っていた。そこに新しく配属されたチャーリーは、持病を抱えるエイミーに親身になって寄り添う。
エイミーはそんなチャーリーに信頼を寄せるが、彼が来てから患者の不審死が相次ぎ、警察の捜査が入る。
エイミーは警察に頼まれ、チャーリーのことを調べることになるのだが・・・。
ネトフリ配信前の期間限定上映。
保身に走る病院の隠蔽体質が、9つの病院を転々とし、最終的に400人殺害したとされるシリアルキラーを生み出したわけですが、本作が実話ベースだというのだからなんとも胸糞悪い話。
エイミーを思いやる姿が本当なのか？それとも冷酷な殺人鬼の姿が本当なのか？そのあたりのバランスを絶妙な雰囲気で表現しているエディ・レッドメインと、強さと弱さの狭間で揺れるエイミーを抑えめに表現しているジェシカ・チャステイン。
この2人の演技力をしっかりと堪能できる構成。
というかそこに全振りした構成だったからこそ、終始緊張感が保たれた作品に仕上がっていると推測。
クライムサスペンスとして満足感の高い作品でした。
