アメリカンネトフリにしては上出来
やはり実話ものは安心して見れる
国民皆保険の日本にはない医療費負担の仕組みと医療従事者のやる気と使命感の搾取がハンパない
人は誰しも一線を越えると何でもやってしまう生き物で、自制心は本来ないものだ。一線を越えると繰り返しやってしまう、それを癖(ヘキ)といい、スリルを味わったり、興奮を覚えたりして脳内にドーパミンがドバドバ出るので、ますますやめられなくなる
医療従事者にあるまじき行為で、日本国内外問わず起こりうることだが、一定数ヘキに溺れる人間はどの業界、どの世界にもいる
それを社会だったり、企業などの組織が複数の目で監視したり、責任ある管理者が何とか犯罪にならないように管理するしかない
見過ごした複数の病院の罪は重いし、映画や本のネタになる時点で面白がるのではなく、アメリカンは恥と感じるべき
神を信じる国には、神が許してくださるといった無責任な神任せの心理状態と、そもそも倫理観が薄いのか、結局アメリカンはいつまでも個人の自由といういい加減な規範を盾に成り立っているのだとこれを見ても改めて思う