「だれも止めなかった」
怖い〜!! 映画終わったらそのままドキュメンタリーにつなげるNetflix、かしこい。
ジェシカ・チャステインとエディ・レッドメインの演技がよい。
インスリンとか、ジゴキシンとか、なじみのある薬品が死因になるの、怖すぎる。病院行って点滴打ってもらうってなじみのある医療行為(入院してるときはずっと点滴入れられてたり、そこから投薬したりするし…)だけど、これは病院に対する信頼があるからこそだね…。
このあとのドキュメンタリーも見てここも実話だとわかったけど、保険に入れないエイミーがつらすぎる。医療に一番詳しい、ケアを担っている人が医療にアクセスできないなんて…。日本の国民皆保険がありがたすぎる…。
エイミーの持病があったから、カレンが勝手に薬を出したことが分かるっていうところも、ほんとに映画みたい。
一番怖いのは、点滴バッグに穴をあけてほかの看護師が実行犯になってしまうところ。ほかの看護師の人のメンタルヘルス大丈夫だったんだろうか…。
カレンが次々と仕事を見つけられたのはWikipediaによると看護師不足だからで、病院が積極的に動かなかったのは訴訟を恐れたからと、通報するシステムがなかったから。
日本の医療者雇用システムがどうなっているかは分からないけど、教育業界はこういう問題(子どもに対する性犯罪を起こしたけど他府県に共有されないからまた先生になれる)あるから、日本も対岸の火事じゃないよなーと思う。