こぶた

キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性のこぶたのレビュー・感想・評価

4.8
オンライン試写会にて。

キャスティングディレクターはなかなか表舞台に出てこないが、映画の良し悪しがかかっている重要な仕事だ。
当時の映画制作現場の話をたくさん聞くことができてとても興味深かった。
無名からスターダムを駆け上がったスターをよく「彗星の如く現れた」と表現するけど、それもキャスティング担当がいなかったらありえないことだったのだな。
今も語り継がれるあの作品にもこの作品にも彼女がキャスティングで関わっていてワクワクした。
当時のことを振り返り証言してる俳優たちも豪華。全編から彼女が俳優と監督たちからいかに信頼され尊敬されていたか伝わってくる。
ドハティが亡くなった翌2012年に公開されたこの映画でスターや監督たちが彼女に向けた感謝の言葉にはグッときた。
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