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ハートブルーのj3livingのレビュー・感想・評価

ハートブルー(1991年製作の映画)
3.9
思い出補正は入っていると思いますが 3.9点。記憶を辿ってレビューしてみよう。

キアヌ・リーヴスがまだマトリックスもスピードすらも演じる前の作品。僕はキアヌの事を本作で知りました。
めちゃくちゃ若くてカッコよかった。TOKIOの長瀬くんっぽかったな。

確か本作、レーザーディスク(時代だねえ)を買った記憶があるんだけどどうだったかな…。

FBI捜査官のルーキーが最近起こっている銀行強盗の犯人グループがサーファーであると睨んで自分もサーフィンを始め、リーダー格と思しき男に近づき、同時にサーフィンにもハマっていく、という話。
主人公が25歳でサーフィン始めるなんて遅すぎる、みたいにからかわれるシーンがあったけど、僕もこの数年後同じ年齢くらいの頃にサーフィンを始めた。日本で本作はそれ程ヒットしなかったけど、自分的にはそのくらい当時影響を受けた作品。ま、確かに1993,4年の頃は日本でも何回目かわからないけどプチ・サーフィンブームみたいのがあって、それに乗ったってのもあるけど。

本作にあの伝説のサーフィン映画「ビッグウェンズデー」のゲイリー・ビューシイ(こんな名前だったっけな?)がFBIの先輩の役で出ているけど、全然サーフィンとかしない役なのが何か皮肉っぽくて面白い。

原題は"POINT BREAK"。
半島などに沿って波が一定間隔で規則的にブレイク(波が立って崩れる事)することを表しています(僕もググっただけですが)。
後年アベンジャーズシリーズの作品の中で誰かがソーのことを"POINT BREAK"とからかって呼ぶシーン(字幕や吹き替えは多分違うように訳している)がありますが、これはソーの見た目が本作のパトリック・スウェイジみたいだ、という事を揶揄しているセリフだそうです。
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