狩野比呂監督『その消失、』
劇場のポスターと映画レビューを観て、気になって観てきました。
まず、原案・脚本も監督さんがやられているようですが、とにかくプロット・シナリオが秀逸!
ふつうの犯人探しと思って見てたら...いやーだまされました。
ラスト少し前の(携帯の)シーンで、ビックリして思わず声が出てしまいそうでした...。
物語だけでなくて映像とか流れとかも独特で、
現実と妄想の世界で構成されている事もあって、
理屈とか関係なく、不思議な感覚に持って行かれました。
確かに、色んなレビューであるように、邦画では観た事ない感覚の映画でしたよ。
ラストシーンとエンドロールに流れる音楽が、2つともすごく印象的だし、美しいしで、残酷な終わり方なのに、うるっときてしまいました。
自主制作映画だからなのか、映画の公式サイトを見つけようとしたけど、見つからなかったです。
でも、いつかこの監督さんがメジャー映画を撮った時に、再注目されるような作品なんじゃないでしょうか。
観終わった後の衝撃がすごい...!
いま観れて良かったです。