その消失、の作品情報・感想・評価

その消失、2018年製作の映画)

上映日:2022年02月25日

製作国:

上映時間:105分

4.0

あらすじ

「その消失、」に投稿された感想・評価

そぼろ

そぼろの感想・評価

3.0
凝ったアングルで、登場人物が増えていく毎に集中して、段々と解けていく感じが良かったです。
映像の美しさ。物語の美しさ。監督の伝えたいものの美しさ。
話の流れを予想をしながら観ていて、
やっぱそうだよね、って思ったら、そこを裏切る衝撃的な展開があって、、
「すごい」っていう表現が一番合う映画だと思います。
ヨン様

ヨン様の感想・評価

1.5
カット割の嵐な上に顔面どアップ続いて窒息するかと思った
心象風景かイメージショットかわからん謎の描写が度々挟まれるしMVとかなら面白かったかもね


掘り下げが深くされていないから全てに対して"浅い"し、リアリティから乖離しているから序盤からかなりしらけちゃった


物語の謎となる部分を主人公が記憶障害とすることによって安易に見えなくするだけで大したことなかったし微妙
悪、消失、連鎖、

生まれてきてくれてありがとう、、、

松井美波役の娘がめちゃ富江顔してて、次の富江があるならこの娘だと思いに耽ってしまいました(笑)
何かが足りなくて、余計なことが多すぎる気がした鑑賞直後。なかなか興味深い物語だし、僕の好物である「闇」多めでかなりwelcome。

序盤からおもしろくなりそうでした。ノワールっぽいノリ、不条理なノリ、韓国映画っぽいソリッド感ありありで、おー、こんな邦画待ってたよぉぉ〜って盛り上がったんですが、中盤以降の説明パートがやれやれでした。

あと、好みなんでしょうが、イメージショット?示唆シーン?が多すぎで効果が薄れる冗長感。カット割細かすぎで疲れてしまう中年の私(笑)後半は答え合わせ説明コーナーが続くのでさらに疲れてしまいまして、その満腹感たるや、わんこそばの終わりたいけど終われないラストの感覚に似てます(笑)

僕は心情を全部かたらせる作品が好きになれないんです。観客に考えさせて欲しいんです。考えさせてくれない作りだから説明パートで冷めていくし。ダラダラ感否めなくなっちゃいます。

かなりおしい。
面白いのに、いや、もっと面白くなったはす!けど嫌いじゃないです、魅力感じましたよ。
どらみ

どらみの感想・評価

4.1
石井克人プロデュース
狩野比呂、原案、監督、脚本、編集長編デビュー作

連続ストーカー事件を追う記憶障害の刑事が巻き込まれる事件の顛末…

熱量が凄まじい!
過去の傷、後悔から芽生える復讐心が生み落とす消失、
artでエモーショナルな美しい映像と音楽の心象描写で
語り過ぎず余白を残す演出に
観る側の感覚も研ぎ澄まされる

7年前の撮影とのことで
若き日の藤原季節、板垣瑞生(撮影時14歳とか)、芋生悠、平佑奈…
煌めきが眩しい
スコーレの若松監督の海燕ホテル・ブルーの舞台挨拶で来名された
地曳豪もミステリアスに印象を残す

私は過去の傷に囚われ消失、を生むこと無く
幸せな未来を紡ぎたい…
「映像だけで言えばハリウッドですよ」
「圧倒的な【画】の拘り」
「繊細かつ大胆で耽美にして無垢なビジュアルセンス」
「原案・脚本・編集、全部兼任ってマジすか監督!?」
「ただどうしても前半の吸引力が……」
「30メートル先の朧気な幻影を延々、追いかけるだけのような60分がキツイ」
「反面、ストーリーが動き始めてからの加速度たるや」
「東野圭吾を感じる正統派ブラック・ミステリー」
「『メメント』かと思いきや『告白』『怒り』だった」
「主演の札内さん≒長谷川博己氏≒カンバーバッチ」
「キャストのカロリーが半端じゃない」
「チョイ役でもスクリーンを引き締める芋生悠ちゃん、久間田琳加ちゃん、藤原季節さん」
「最後にもう一度、【とにかく映像が美しすぎる】」





これまた次回作が楽しみな監督さんですね。

『鮫肌男と桃尻女』の石井克人監督のお弟子さんとは思えない、伏線回収+過剰なまでの人物描写。

変態チックなエロスもフェチも垣間見えません。

またシンプルなストーリーを
ファンタジックな撮影手法と編集で
重厚かつエモーショナルな奥行き深い人間ドラマに仕上げてます。


こんなに人物や景色を美しく捉えられる監督は
早々、いらっしゃらないのでは。

音楽のパワー無しでここまで圧巻のパフォーマンスは
ビビります。


この洗練された技法に逆に性癖の極みとユーモア
後押しする劇伴が加わればきっとそこは
【ポン・ジュノ監督の世界】。


いやはや恐れいりました。
凝った演出でとても引き込まれた
学生時代の面影を感じられるキャスティングが良かった特にりんくまちゃん優勝していた
花屋の天音くん笑顔が素敵でしたー🌼
柴芋

柴芋の感想・評価

3.0
短時間映像美系のお仕事やってた監督さんは演出に凝ってるな。そこが非現実を思わせてしまったのは残念。ストーリーも面白かったけど、伝えたい事もう少しジワジワ感じさせる演出だったら心にどーんと響いてたと思う。でも次も観てみたいと思わせるパワーはある。キャスティングがすごく好みで、大人の女の人全員可愛いし、メイクちょうど良いし(高校時代はどうかな)、藤原季節出てた。ペ・ジョンミョンという俳優さんに出会えて嬉しい、久々の一目惚れ。
rintaro

rintaroの感想・評価

4.8
狩野比呂監督『その消失、』
劇場のポスターと映画レビューを観て、気になって観てきました。

まず、原案・脚本も監督さんがやられているようですが、とにかくプロット・シナリオが秀逸!
ふつうの犯人探しと思って見てたら...いやーだまされました。
ラスト少し前の(携帯の)シーンで、ビックリして思わず声が出てしまいそうでした...。

物語だけでなくて映像とか流れとかも独特で、
現実と妄想の世界で構成されている事もあって、
理屈とか関係なく、不思議な感覚に持って行かれました。

確かに、色んなレビューであるように、邦画では観た事ない感覚の映画でしたよ。

ラストシーンとエンドロールに流れる音楽が、2つともすごく印象的だし、美しいしで、残酷な終わり方なのに、うるっときてしまいました。

自主制作映画だからなのか、映画の公式サイトを見つけようとしたけど、見つからなかったです。
でも、いつかこの監督さんがメジャー映画を撮った時に、再注目されるような作品なんじゃないでしょうか。

観終わった後の衝撃がすごい...!
いま観れて良かったです。
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