ヨスミ

NOPE/ノープのヨスミのレビュー・感想・評価

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)
4.7
映像をみんなで撮ろうとするシーンが胸熱すぎた。報道人、一人で来てたのもなんかかっこよかったよ。歴史作ろうぜ!ロマン。この映画にはロマンがあった。

最高のスタントマンすぎる!これはみんな映画館で見よーっ!って感じ。
皆が皆の生き様を見せて、最後は兄妹の物語で終わったのもよかった。
おっさん、かっこよかったぜ。まさしく生き様をフィルムに刻んだなって感じで、一人で親指立ててました。結論、カメラに映らなくても•映さなくても、自分自身が一番の目撃者なわけで、おっさんの生き様が一番共感だったかもしれない。業界人たるもの毒を食らわば皿まで。狂気に満ちた最後。最高のドキュメンタリー監督だ。

見る•見られることだけではなく、目線の温度感について。兄貴の視線に愛情感じた。
見せ物にされる、晒されるのは冷たい、辛い。そりゃブチギレますよ。

アナログとデジタルに関する視点もよかった。LPいいよねえ!プレイヤーほしー!
フィルムもいいね。くるくるくるくる。

映画館で身体は冷え切ったけれど、魂が熱くなる映画でした。
ヨスミ

ヨスミ