ヨスミ

ゴーストワールドのヨスミのレビュー・感想・評価

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
4.6
10代の時に見てたら就職できなかった気がするので、アラサーになってから見てよかった。

レコードネタが面白かった。シーモアのレコードの扱い方・反応がレコード収集してる夫とほぼ同じだった。

田舎のBOOKOFFでどマイナーなCDが売っていた時に、奇跡を味わうみたいな感動が、イーニドにはシーモアとの出会いにあったのだろうと想像した。

"心の拠り所"をなんだかんだ他者に依存する感じが10代だよねと思う。最後に"1人"でバスに乗って街を出る、他者ではなく自分を信じてバスに乗る。This is 人生と思った。

運命の女性との待ち合わせの喫茶店で、ミルクシェイクを頼むシーモアに対して「あなたはヒーロー!」みたいに思う気持ちを、私も各所でしてきたことを思い出させてくれた映画。めっちゃすこ。

アイスコーヒーとかビールじゃないねん。ミルクシェイクやねん(個人的なツボ)。
ヨスミ

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