ヴレア

NOPE/ノープのヴレアのネタバレレビュー・内容・結末

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

近場で公開されなかったので遠征(車で2時間半)して鑑賞。ウォン・カーウァイ4Kを見るついでだけど…。せっかくなのでIMAXで鑑賞。映像的にはそこまで綺麗とは思わなかったけど、音響は凄いので満足だった。

とにかくこれは劇場で見ないと面白さ半減してしまうんじゃないかと思った。
UFOが出てくるシーンの不気味さと迫力が凄い!令和の時代に円盤型UFOをここまで真剣に扱った作品はなかなか無いんじゃないだろうか?
また、ただのUFOじゃなくてその特徴にオリジナリティを感じた。
主人公の兄妹2人やスーパーの兄ちゃん等キャラクターも魅力的だった。
地球を救う為にUFOに立ち向かうというヒーローでは決して無くて、ただUFOの映像を誰よりも先に撮り、その映像を売って儲けようという実に現実的な動機なのも良かった!
また主人公の家の部屋が映画オタク感に溢れており、特に西部劇が好きなのが伺えた。
だからこそこの映画に馬は必要不可欠なのだ。馬に跨ってUFOに立ち向かう姿は西部劇そのもの。
猿の話は一体なんの関連性があるのか謎だったけど、どんな生物でも怒らせると怖いよ!というメッセージなのかな?
そう、UFOだって生き物なのだ。

【巻末メモ:小ネタ】
キリン一番搾りを飲むシーンや、100円玉硬貨が落ちてたり(たぶん)や、「AKIRA」オマージュのバイクシーンや、日本好きなのかな?と思わせる要素があってなんか嬉しかった。
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