「わたしはあなたに汚物をかけ、あなたを辱め、あなたを見せ物にする」
全部見終わった時にこれを冒頭に見せた意味が理解できる。
人間が自分達のエゴで生き物の動物性を失わせ、従わせる事。その愚かさを人間よりも優位で圧倒的存在の生き物を登場させて罰する。教訓的映画、ジョーダンピールらしいけど、また新たな挑戦をしたようにも感じました。また今までとは違い、今回は搾取という視点から差別問題に触れていたのかなと思いました。
特典映像を見るとわかりやすいけど、みんな自分に無いものを求めてて、その為にさまざまなものを利用する。その点でいえばジュープはこの作品で誰よりも主となる人物だと思う。
謎の生物のビジュアルが、鬼頭先生のなるたるに出てくる奴並の気味の悪さがありよかった。人が触れちゃいけない神聖な感じ。
