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NOPE/ノープのmylifeのレビュー・感想・評価

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)
3.8
ふとした気まぐれにより「NOPE」を初鑑賞してみた。例によって内容については何も知らない。私もそこまでアフォでは無いと思うので何処かしら、あらすじが載っているのは知っている。

だが、何にも知らへん頭カラッポの方が先入観なしでより楽しめるような気がして…と言うよりも、ただ単に何かと調べるのが面倒と言うのもあるのだが。余談やけど、家電なんかでも取説を読まずに、まず試してみたいタイプでもある。

さてと、本作のジャンルが何なのかすらよく分からぬまま観ていたのだがサスペンスかホラーっぽい流れ。どうやら、UFOが関係してそうな雰囲気。

監督はジョーダン・ピール。フムフム、「ゲット・アウト」と「アス」の監督やったのね。冒頭に名前が出ていたけど普通にスルーしていた。しかも、主演はダニエル・カルーヤやんか。この時点でも感付くべきやっのに…つまりは、能天気なアフォやったみたいやね。

とりあえず、何か分からぬモノに怯えるようなテイストは好みだ。キーワードは何だろう。“動かない雲”の存在が一際、異質さを増しているかのようでもあった。

だだ、途中の暗闇のシーンは真っ暗過ぎて何をしているのか良く分からへん過ぎる。とまぁ、それも見えないものに怯える意図的なようにも思えたのだがどうなんやろう。

とにかく、後半にかけてはソノ姿形もハッキリと出てくるのだが砂煙の舞う中、映像的にも迫力があったようにも感じた。バイク乗りの特技もいい感じ。

ただ、初見では理解しがたいようにも思えるトコロがあったのよね。そう、チンパンジーのあのシーン。ソレがアレと、どう結び付くのか何だか釈然としない。

実は見終えた後には気になる作品は何かと調べたい性質でもあるのでググって考察を見てみた。ふ~む、なるほどね。ネタバレになるのでコレ以上は触れないが、そういう解釈なら理解した。それにしても、同じ人が多いとは思うがゴーディーのあのシーンが一番インパクトには残ったのだ。
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