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炎の少女チャーリーのmatchypotterのレビュー・感想・評価

炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)
3.4
あけましておめでとうございます。
みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は400本達成し、映画館でも100本観れて、Total2000レビューにも行きつきました。
今年は次の色々な更なる次のメモリアルへの布石のような年になる気がします。いや、します。

まだまだたくさん映画観ましょう。

2024年、1作目はこれ。なぜか、これ。
ずっと前からBlu-rayが家にあって観れてなかったので、正月のダラダラしている流れで選ぶ。

“炎の少女チャーリー”。
ザックエフロンが出てた、全く知らなかった。髭もじゃだったから最初一瞬気付かなかった。
相変わらずいい男だけど、今回は笑顔はほとんどない。
年明け早々、ワケありのシリアスなザックエフロンが観れた。

かつての人体実験のような体験で“能力”を植え付けられてしまったザックエフロンと妻から生まれた少女、チャーリー。

チャーリーの能力、それは“炎”。
感情が昂ると周りのモノを焼き尽くす圧倒的な“炎”の力。

彼女もその力に戸惑い、家族すらも戸惑い、何とか隠したり、制御を試みるも、年頃の彼女に降り注ぐ周囲からのストレスがそれを待ってくれず、彼女はどんどん力を抑えられなくなっていく。

そして、ついに、逃げ出したはずの組織から追われることになる。

追われ始めてからザックエフロンと娘チャーリーの逃亡生活と彼女の成長と“目覚め”の物語。

このチャーリー演じる女の子の演技がなかなかスゴい。
イジメを受けたり、能力に戸惑ったり、色んな壮絶な体験が短期間に次々に起こりながら、彼女なりに決断をして、能力と向き合い、行動に移す。

昔のエマワトソンみたいな感じで見た目も可愛いんだけど、この特殊能力に苦悩しながら駆使する真に迫る雰囲気がめちゃくちゃの破壊力がある存在感だった。

制作スタジオ、ブラムハウス。
スリラー、ホラーといえば、の新進気鋭の映画制作会社。

常に淡々とした静けさが漂う重厚な雰囲気の中で、燃え盛る能力の開花と葛藤と、成長と、絶望と希望に振り回されながら家族で向き合う“炎”の少女の物語。

年明け1本目のインパクトとしては良し。

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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
https://community.discas.net/announcements/ib1wyncr43idknqm
別視点で色々映画について書いていこうと思います!ご興味ある方は是非お待ちしております!
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M:2085
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