ここで、当時の20世紀FOXがスピンオフみたいな作品を差し込んでくる。
フランスのプジョーの白い“Taxi”ではなく、アメリカと言えば、の黄色い“Taxi”で。
《ご長寿の映画》Part.Ⅴ、Vol.20。
アメリカのNYで“Taxi”しちゃう。
メッセンジャーで凄腕のスピード狂の女性が念願のタクシードライバーに。
かたや、正義感は強いけど、運転がからっきしでなかなか名誉挽回ができない現場刑事。
、、、本家と同じフォーマット。
ただし、あのアホ署長的な存在の上司役が今回は刑事の彼の憧れ的な女性警部補。
巷で噂の強盗団を追ってなんとか尻尾を掴みたいが、何をしても裏目に出て損害ばかりを出す刑事。
免許も剥奪されていよいよ刑事生命も瀬戸際、のところに、現れた彼女。たまたま乗ったタクシーが彼女の車。
ここからアメリカのNYでグダグダ“Taxi”コンビが出来上がる。
初めて観るかと思ったら何となく見覚えがあった。
彼女の彼氏とのすれ違いの件とかがなんか記憶に残ってた。
強盗団の赤いBMW、めちゃくちゃカッコいいな。
鮮やかだけどとても上品。こんな華麗な車を美女強盗団が乗り回す。
こっちはTaxi取り上げられたり、刑事生命もタクシー運転手生命も、私生活も踏んだり蹴ったりになっていく凸凹コンビ。
タクシーの自動グレードアップも健在。むしろ、これをしたくてこの映画作ったんじゃないかと思えてくるほどテンポの良いグレードアップ。
ハンドル、タイヤ、バンパー、エンジン。
ウィ〜ン、ウィ〜ン、と改造されてくタクシーと性能。
もともとスピード狂でテクニックは一流。だけども元からこの“仕込み”をしているタクシー、本当に人を乗せて運ぶ“Taxi”で稼ぎたかったのか疑わしい。
世界で1番アホでドジで正義感だけの刑事に振り回されて散々な目に遭うベル。
この姉さん肌のタクシードライバー、刑事よりも肝が据わってて頼り甲斐があって素敵。
本家と同様、彼女の車や街の知識が赤いBMWを追い詰める。
刑事もバッジがあんなことになっても最後まで正義感だけは失わず。
完全に行きずりのコンビが、“クビ”を宣告されても一矢報いるドタバタコメディカーアクション。
フロント2人のキャラのクセの強さは本家に負けてない。良いコンビ。
2人の夜のドライブ、笑えるけど、なんかほっこりする。NYっぽさがあってとても良い。
この逮捕劇、どこかで観たような、、、。
車のスポンサー、“助けてやった銀行”、笑う。
※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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