ハリコナ

破戒のハリコナのレビュー・感想・評価

破戒(2022年製作の映画)
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とても良かった。本当に良かった。
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部落差別って言葉を初めて知ったのは中学生の頃で、母親が当時購読してた小難しい雑誌を読んだ時。
そんなものを平成になっても言う人がいるのだと、衝撃を受けた記憶がある。
誰も教えてくれない、学校でも教えてくれない。
そんな差別が強かった時代の話。
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間宮祥太朗が素晴らしかった。静かに心の中に感情を抑え込む役、とても秀逸だった。
アップのシーンが多いから、感情の変化が繊細に表現されてた。
あと、矢本悠馬が安定の上手さ。
間違いないよね。
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良かった。とにかく良かったんだよ。
最後の方、ちょっとだけポップな感じになってびっくりしたけどね。
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今でも地域で差別する人はいるけど、この物語の舞台となった100年前よりはマシになってるのかな。
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間宮祥太朗の綺麗なお顔と立ち姿を堪能出来るよ。
スローで映される表情、眼福でした。
ハリコナ

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